代表メッセージ

あらゆる「関係性」をより良くする、社会のインフラを目指して

個人向けのカジュアルギフトサービス『giftee』から始まった株式会社ギフティは、eギフトプラットフォームを軸に、今では法人や自治体、そして海外へと事業領域を広げてきました。特に2019年の株式上場後は、新規領域への参入や志を同じくする各社の子会社化を通じ、短期間でプラットフォームとしての規模を拡大してきました。

こうした成長の一方で、経営のリソースが分散しやすくなるという課題に直面しました。そこで私たちは、次のステージへと進むための大きな組織改革として、持株会社体制への移行を決定しました。

ギフティグループとしての体制変更は、単なる組織再編ではなく、中期的な企業価値向上を磐石にするための戦略的な進化です。ホールディングスとして、グループ全体の戦略や資本配分、および投資ガバナンスを強化し、未来に向けた成長を主導します。そして各グループ会社はそれぞれの市場の最前線で、より機動的で迅速な意思決定を行い、事業を加速させていきます。

私たちは、「この世界に存在する あらゆる関係性をより良くし、新しい関係性をつくる。」というパーパスを新たに掲げました。これまで私たちは「ギフト」を通じて、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育んできました。今後は、グループ全体でより「関係性」そのものへと向き合い、「ギフト」という手段に限定することなく、あらゆるつながりの間にある摩擦を減らし、新しい接点やポジティブな行動変容を生み出すインフラとなることを目指します。

これから実現しようとしていることは決して容易いことではありません。一つ山を登ると、また新たな山が見えてくる。それは「連峰」を縦走するような挑戦の連続です。同時に、そこには数多くの市場機会があふれています。この連峰を登り続けるためには、仲間の多様な個性と専門性が欠かせません。一人ひとりが自分らしい色を発揮し、大きな挑戦を共にできる組織をつくっていきます。

そして、透明性の高い経営と持続的な成長を通じ、ステークホルダーの皆さまと共に、中長期的な企業価値を向上させてまいります。

代表取締役

太田 睦

1984年生。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2007年アクセンチュア株式会社にて官公庁の大規模開発業務に従事。2010年株式会社ギフティを設立し、代表取締役に就任。2026年よりギフティグループ株式会社 代表取締役 。

「関係性のインフラ」を実装する、新たな経営OSへの進化

ギフティグループ株式会社の設立は、単なる組織再編にとどまりません。私たちが目指すのは、次なる成長と発展のフェーズに向けた、「経営OS」の根本的な再設計です。

これまで、株式会社ギフティはeギフトプラットフォームを軸に、急速に事業を拡大し、多角化を進めてきました。しかし、上場企業として規律を持って運営すべき成熟事業と、試行錯誤しながら立ち上げていく新規事業では、かかるべき“適切な重力”が異なります。これらを単一の企業体で両立させるよりも、それぞれが独自の強みを活かせる体制へと進化させることが、さらなる成長につながると考えるようになりました。

今回の体制変更の核心は、この「重力」の最適化にあります。経営の頭脳を切り分け、事業会社は市場の最前線で規律とスピードを持って短期的な成長を牽引する。一方でホールディングスは、中長期戦略や資本・人材の最適配分、新規事業の探索など、より長い時間軸での舵取りに特化する。このように各社がそれぞれの市場へ独立して向き合いながらも、グループのアセットを共有し、一社では成し得ない巨大な課題に結束して挑んでいく。これこそが、私たちが目指す新しい組織のあり方です。

私たちの活動の根幹である「関係性」を中核に据えた、「この世界に存在する あらゆる関係性をより良くし、新しい関係性をつくる。」というパーパスを新たに掲げました。私たちはこれまで、瞬間的な喜びやイベントを彩る“マジックモーメント”としての価値を提供してきました。しかし、市場のニーズに応え続けていった結果、企業と従業員、地域や自治体、住民など、ギフトという「コミュニケーションプロトコル(触媒)」を通じて、つながりを育む「関係性のOS」へと価値を拡張しています。

現在、私たちが向き合っている市場課題は複雑さを増しており、一社単独で突破口を見出すことは困難です。しかし、同じ志を持つグループ各社やパートナー企業などの多様なアセットを掛け合わせることで、単一では成し得なかった価値を生み出すことができます。

ギフティグループは、これからもグループ全体のリソースを最大限に活用し、目の前の課題解決と中長期的な価値創造の双方を高い次元で両立させながら、持続的な企業価値の向上を目指してまいります。

代表取締役

鈴木 達哉

1985年生。一橋大学経済学部卒業。2008年株式会社インスパイアにて大企業の新規事業支援やベンチャー支援業務に従事。2011年株式会社WACUL取締役に就任。2012年株式会社ギフティの取締役を経て、2020年代表取締役に就任。2026年よりギフティグループ株式会社 代表取締役。